・トップスイングを大きくすれば助走距離が伸びて飛距離も伸びる?
・コンパクトなスイングより、大きなスイングのほうが飛びそう、、、
もしあなたが、こんなことを考えたことがあるなら、それは飛距離アップには逆効果なので、やめたほうがいいと思います。
それはなぜかというと、とても単純。
ざっくりいうと、スイングを大きくすればするほど、軌道のブレ幅も大きくなるから。
たしかにトップスイングの位置を大きくすれば、インパクトまでの距離、つまりヘッドの助走距離が伸びて、ヘッドスピードが速くなるかもしれません。
遠心力が大きくなるので、インパクトでの衝撃も強くなり、ボール初速が上がるかもしれません。
ですが、
そのわずかのヘッドスピードアップのためにオーバースイングでスイングの再現性、つまり、ミート率を下げては元も子もありません。
一般的にボール初速は、ヘッドスピードにミート率を掛けて算出されます。
ヘッドスピード40m/s、ミート率1.3でボールを打ち出すと、ボール初速は52m/sです。
これを、オーバースイングでヘッドスピードが42m/sに上がったとしてもミート率が1.2に下がってしまったならボール初速は50.4m/sと飛距離も伸びるどころか逆に飛ばなくなってしまうことが分かります。
ヘッドスピードを上げることよりも、
・ミート率を上げる
・スイングの再現性や安定性を高める
ということに集中したほうが飛距離アップにつながるというわけです。
以前、動画でも解説したことがあるので詳しくはこちらのビデオをご覧になってください。
必要以上に振りかぶってしまうことを「オーバースイング」と言うのですが、
これはご説明の通り、スイング軌道が安定しなかったりミート率が下がってしまったりと、
一般的には“良くないスイング” です。
プロゴルファーが意図的にトップスイングを大きくすることがありますが、基本的にはオーバースイングにならないように必要以上に振りかぶらないほうがいいでしょう。
ですが、オーバースイング気味な方の中にはご自身で「オーバースイングだ」と、気付いていないこともあります。
無意識のままオーバースイングでミート率と飛距離をロスしないよう、
上でご紹介したドリルで適切なトップスイングの高さをチェックしてみてください。
飛距離に伸び悩んでいた方が、スイングをコンパクトにしたことでミート率が上がり、
ヘッドスピードが落ちたにもかかわらず飛距離アップに成功した事例もありますのでぜひ、あなたも確認してみてくださいね。
