距離感の大敵は高低差と風
練習場と違う大きな要素として、
高低差があること、風の影響が大きいです。
高低差の距離の影響に関しては、
競技ゴルフでなければレーザー距離計などで把握して
正しい距離を知ることが出来ますが、
案外多くの方が行っていないのが
高低差のスイング自体への影響、そして
風の影響を把握することです。
特に覚えて頂きたいことが、
①地表で感じている風が性格とは限らない
②風の影響は追い風(フォロー)より
向かい風(アゲインスト)の方が影響が大きい
ということです。
地表の風というのは、周囲が木々などに囲われていると
巻いて逆風になったり、上空の風と整合しないことがあります。
よく芝をむしって散らし風を確かめる方法を見かけますが、
周囲に遮蔽物が何もなかったり、複雑な風の地形でないことを
確認できた場合以外は、アプリなどで正確な風の情報を得たり、
事前に調べてコース図に風の方向を書き込んでおくことが吉です。
▼コース図への風の情報の記入例
各コースの方向や、風速と影響を記載しておくと認識しやすいです。

また、影響の度合いとしての一つの目安としては、
フォローの時には
風速5m/sの時は飛距離が約10ヤード前後伸び、
風速10m/sでは20ヤード以上飛距離が伸びる
逆にアゲインストの際は、
風速5m/sの時は飛距離が約15ヤード前後落ち、
風速10m/sでは30ヤード以上も飛距離が落ちる
と言われています。
もちろんこれは目安ですから、
番手によっても増減しますし
低い弾道を打てば影響は少なく出来ます。
しかし、この影響を知らないで
残りの距離だけで判断すると
無謀な番手選びをしてしまいかねないので、
注意が必要です。
さて、続いて高低差のスイングへの影響を解説していきます
ターゲットが高い場合の注意点
打ち上げのホールの場合、
ターゲットが自分よりも高い位置にありますので
自然と目線が高い位置を向きます。
すると自然と右肩が下がるような、
必要以上に打ち上げるようなクラブ軌道になりやすく
右足側に重心が残ってしまいがちです。
(レフティの場合は左右逆です)
そうした無意識のミスを防ぐために、
まずはショットの前に状況を確認し
いつも通りのショットが出来るようにする必要があるので、
こちらの動画を参考にしてみてください。
ターゲットが低い場合の注意点
打ち下ろしは風の影響を受けやすい点にも注意が必要なので、
風が強い場合には、球の打ち分けが可能な方は
低い球を打って風のリスクを抑えることも重要です。
ですが、それ以前に
ミスなくインパクトすることが前提になりますが、
実は打ち下ろしでピン・グリーンを意識すると
先ほどの打ち上げと同じカラクリでミスが起こりやすくなります。
しかもよくある打ち下ろしのショートホールだと
ピンやグリーンへの意識が強くなって
より低いターゲットを見やすくなるため、
この動画のように一度構えをフラットにする必要があります。
最後に、、、うまくいかないときは
ラウンド中は、どうしてもミスは出てしまうものです。
しかし、ミスが起きた後に「どうすれば次はミスしないか」「スイングをどう変えるか」と
次々に意識しても、本番で急にスイングを変えて成功する確率は高くありません。
しかもそういう時ほどミスへのプレッシャーと意識のし過ぎで不要な力みが増えて
次のミスを誘発してしまいがちです。
そんな時は、意識を増やすのではなく、
体をスムーズに、柔軟に、しっかり捻転する感覚を体に思い出させて
力まずスイングする筋肉の動きを脳に覚えさせてください。
そこで、本番中に力みを取り除くための
とっておきのドリルを紹介いたします!
このドリルはミス以外の場面でも、
チャンスでついつい力んでしまう場面、
飛距離を意識して飛ばしたくなっている場面、
ミスが続いてしまっている場面
様々な場面で
「ちょっと力んでるな…」とかんじたら
スイングの成功率を上げるのに役立ちますので、
ぜひラウンド中に意識して
実践してみて下さい!